抜歯によって歯を失ってしまった後の治療方法として、「1:ブリッジ」「2:入れ歯」「3:インプラント」といった複数の選択肢をご検討していただくことができます。
入れ歯は、ブリッジと比較して他の歯に対する負荷が少ないとされています。また、手術等を行わないため治療期間も短く、他の治療よりも早く使用することが可能です。
「見た目が気になる」「手入れが面倒」といった患者様からのご意見・ご要望もあります。また、最も大きなデメリットとして、「違和感」があります。よって、入れ歯として使用できれば良いという単純なものではありません。機能的に問題が無いか、お口にフィットしているかなど、快適に会話やお食事を楽しめるモノであることが大切です。
近年では歯科医学も進歩し、様々なタイプの入れ歯作製ができるようになりました。当院でも複数の種類の入れ歯をご用意しており、患者様のご要望に合わせた入れ歯を提供しています。多くの患者様にご利用いただいている当院の入れ歯。まずは、その理由をご説明いたします。
当院が提供する入れ歯は大きく分けて2つ。「保険診療で作製する入れ歯」と「自費診療で作製する入れ歯」です。入れ歯をご検討されている患者様の不安やお悩みは多岐に渡り、皆様それぞれの希望があります。よって、当院の入れ歯治療では初めに患者様のお話をしっかりと伺い、患者様のご要望とこちらが提供できることについて双方の理解を高めることを大切にしています。
・予算を考慮して素材を選ぶ ・見た目が気にならない ・機能性が高い ・お手入れがしやすい ・長く使用できる ・他の歯に負担をかけない
安価に入れ歯を提供できる時代になりましたが、どの入れ歯も一長一短であることは間違いありません。「費用が心配…」「価格は高くても、見た目が気にならないモノを作りたい」「なるべくお手入れが簡単なものが良い」など、患者様の声をしっかりとお聞きすることで、様々な観点から患者様に選ぶポイントをお伝えすることができます。まずは遠慮なく、あなたのご要望をお聞かせいただけると幸いです。その内容を踏まえて、ご希望・ライフスタイルに適したご提案をさせていただきます。
人工歯・歯ぐき部分にあたる床がプラスチックでできている入れ歯です。部分入れ歯の場合は、金属のクラスプ(留め具)がついています。
費用を抑えられる修理が簡単
使用可能な素材に限りがある食べ物の味・温度が伝わりにくい
ノンクラスプデンチャーとは、入れ歯が目立つ原因となる「金属のバネ」がない入れ歯のことを言います。入れ歯を支えるための装置に、金属ではなく歯肉の色に近いピンクの樹脂を使用することで、「目立つ」というお悩みを解消いたします。
ノンクラスプデンチャーの特徴を生かしたまま、フレームを金属で補強している入れ歯のことを指します。身体に優しい「チタン」「コバルトクロム」を使用し、通常のノンクラスプデンチャーよりも安定化があり、噛みやすい入れ歯です。金属が熱を伝えるため、食事がより美味しく感じるといったメリットもあります。
現存する歯(もしくはインプラント)を支持として使用し、入れ歯で覆いかぶせる方法をオーバーデンチャーと言います。インプラント&オーバーデンチャーはその一種であり、合致性の高い入れ歯に仕上げることができます。入れ歯との隙間が生じないため、息がもれ喋りにくくなってしまったり、食べ物が挟まって痛い思いをする心配はありません。ご自身で手軽に外すことができるため、入れ歯や歯ぐきのケアが容易に行えます。